Shins Blog 304

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abarth on the road

 

Abarth on a rural path
Sigma DP2 Merrill


ABARTH 595 competizioneに乗り始めて今年で丸6年になる。
イタリア車はもっと故障すると思っていたがメジャーなトラブルは皆無だ。
マイナーなトラブルとしてはアンダーパネル?が外れかかったことがあったのとウィンドウウォッシャー液のポンプチューブが破損して交換したこと。それから運転席側のウィンドウが走行中かたかた音がするので調べてもらったらドアパネル内のガラス支持プラスチックとドアパネルを留めているボルトが緩んでいたので締め直してもらったことくらい。

ウィンドウウォッシャー液について最近ようやく知ったことが2つある。
ボンネットを開けるとウォッシャー液を補充するタンクキャップが左右にある。僕はそれぞれフロントとリア用だと思ってたが向かって右の助手席側はヘッドライトウォッシャー用で左がフロントとリア用だった。

もう一つ最近知ったこと。
ウォッシャー液を補充しようとすると少し入れただけで小口にあふれてくる。しばらく見ていると、コポッ、コポッと音がして水位が下がっていく。で、また継ぎ足す。満タンなのかと思うとすぐにウォッシャー液が空になる。多分こんなことはみんな知ってるんだと思うけどタンクの蓋を開けて小口にはまっているフィルターの筒を引っ張り出せばザブザブ補充できるのだ。もちろんフィルターを経ずに補充すればゴミも一緒に入って噴出口のノズルが詰まる原因になるとは思うけど、フィルターといっても割と目の荒いメッシュだからそこまで神経質にならなくてもいいんじゃないか。

アバルトを乗り続けるかどうかについて実は最近悩んでいる。
レコードモンツァの排気音は大好きなのにメニエール病のために低音がすごく耳に響いてツラい。それから経年変化で立て付けが緩んできたのかダンパーがヘタってきたせいかわからないが悪路での振動と騒音が半端ではない。「田舎のバスはオンボロぐるま~ガタゴト道をガタゴト走る~」という歌を思い出す。こりゃ昔の軽トラか!と叫ぶ。もうゲラゲラ笑ってしまうほどなのだ。いや、こういったライブでビビッドな体感が好きだからこそ買った車なのだ。そうではあるけれど寄る年波には勝てない。

アバルトのブッシュはフロントサスペンションにしかない。ブッシュ交換したけど変わらず。
いろいろ調べているうちにみんカラでこんな記載を見つけた。
「アバルトを含むNew FIAT500系の脚周りは前後重量バランスからショック本体が細くシリンダー容量が少ないのと、ボディリア周辺デザインと荷室の容量確保の関係でかなり斜めなレイアウトで装着されていて、ショック本来の持つ動きを100%とするならば80~70%程度に制限されてしまい、衝撃吸収性能の点ではノーマルでも決して良い状態ではなく、柔らかいスプリングと組み合わせる事で誤魔化しているものの、そのレイアウトと容量の関係からギャップを通過したりするとヒョコヒョコとした感触が伝わってきます」

なるほど!ショックが斜めに配置されていれば当然衝撃吸収には不都合だしショック本体が細くシリンダー容量が少なかったのか。で、これを解決するためにアラゴスタのプロショップでもあるトゥルッコがサブタンク付きのサスを開発したと。
うーん、すばらしい!これだ、私が欲しているサスペンションは!と気分は嫌がおうにも盛り上がったがトゥルッコは埼玉だしこちらは関西だ。どうしたもんかとメールで相談したら以下のような返事をいただいた。

「お問い合わせ/ご注文 有難うございます。さっそくですが、以下お知らせいたします。
Aragosta TRUCCO specialサスペンションキットですが装着に際してはアライメント設定/調整/車高他のセットアップが必要となるため車両お預かりでの作業となります(一日での作業は不可/当社名古屋店も同様です)。製品は各FIAT/ABARTHディーラーさんでも装着頂けます。一度、近隣のディーラーにもご確認ください」とのこと。
さらに「Truccoさんでお願いするとすれば何泊必要でしょうか?」とお尋ねすると「事前のスケジュールご予約にて、平日で最低3日は必要となります」とのことだった。

アバルトのディーラーでも装着可能というのは助かる。
でもなぁ。税抜38万円+工賃。アバルトに乗り続けるならもうそろそろタイミングベルトも交換しないといけないし(20万円くらい?)。この際だからデッドニングもとなるとトータルで70万円前後になってしまう。いっそコンフォートな車に買い替えたらどうかという日和った考えも頭をもたげてくるけれど、アバルトに乗って走り出すと「やっぱり俺はこの車が好きだ!」と思ってしまうのだ。